いつもお世話になっております。一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。
3月に入り比較的暖かい日が増えてきましたね。我が家でも梅が咲き始め、やっと「春が来た」といった感じです。
とはいえ朝晩はまだまだ寒い日もありますので、体調管理が難しい季節でもあります。
これまで春の不調について色々とお伝えしてきましたので、今回は春を健康に過ごすための暮らし方についてお伝えしていきます。
今はどんな季節?
二十四節気でいうと啓蟄(けいちつ)を過ぎた辺りです。啓蟄は土の中で冬籠をしていた虫が春の訪れを感じて、穴から出てくる頃と言われています。
朝晩の寒暖差が大きい気候を繰り返しながら日に日に気温が上昇し春が訪れる頃で、まさに今の気候を表しています。
ちなみに野菜コーナーに山菜が並び始める時期でもありますので、旬の山菜で春の訪れを味わいましょう。
今の時期にやるべきこと
これまで朝晩の寒暖差や、新生活を迎えるにあたって不調が現れると言ったお話をしてきました。それらの対策として今の時期にやるべきこと、過ごし方について考えていきましょう。
積極的に動くこと
冬の間に寒くて縮こまった体を起こすように、軽めの運動をするのがおすすめです。急に激しい運動をするのではなく、体を少しずつ起こすように比較的軽めの運動にしてください。
具体的にいうとウォーキングやストレッチなどが良いでしょう。これらが固まった筋肉や血管を緩めるのに効果的です。
激しい運動だと逆に疲労が溜まってしまいますので、あくまでゆっくりとした運動がおすすめです。(日頃から運動している方はこの限りではありません)
服装は基本重ね着
気温差が大きいので、「厚めの一枚」よりも「薄手を重ねる」ようにしましょう。
朝は寒いなーと思っても、日中には暑かったりすることが多い季節です。なるべく重ね着をするようにし、体温調整をしやすい服装で過ごしましょう。
そうすることで疲労軽減になり、体力を維持することに繋がります。
また、寒い時期に着る厚手の服は重量もありますから、薄手の服にすることで体への負担も減り、肩こりや首こりなどの軽減にもなります。
食事は旬のものが吉
日本は四季があります。その四季に旬のものは基本的にその季節にあった食材になっています。
今の時期だと山菜や葉物が多く見られます。いくつかご紹介しましょう。
ふきのとう
カロテンやビタミンB1、B2が多く含まれています。特有の苦さもありますが、それはカリウムとポリフェノールによるもので、この苦さには痰切りや消化を助ける効果があると言われています
わらび
ΒカロテンやビタミンB2、ビタミンC、カリウム、食物繊維を多く含みます。食物繊維が腸の働きを活発にしたり、カリウムは余分な塩分を排出し高血圧予防にもなります。またがん予防や老化防止にも効果的と言われています。
菜の花
春の訪れを感じさせる花の一つですね。春野菜の中でもビタミンやミネラルが群を抜いて豊富です。特にビタミンCはほうれん草の約4倍も含まれているそうです。
菜の花には皮膚や粘膜の抵抗力を高める効果があり、風邪などの感染症予防には最適だそうです。
とにかく睡眠
睡眠の大切さは今までのどのパートでもお伝えしております。
改めてお伝えするのもしつこいぐらいですが、睡眠が体力回復、免疫力UPに最も大事です。睡眠不足で良いことは一つもありません。
以前のブログで睡眠についてお伝えしていますので、まだ読んでいない方は必ず読んでくださいね。
まとめ
寒い時期から暖かい時期になると活動的になり、ついつい動きすぎて疲労が溜まりがちになります。楽しい時期を元気に過ごすためにも、この中の一つでも良いので意識して過ごして見てください。