事務局通信

溜まった夏の疲れをとっていく生活をしよう

いつもご愛読ありがとうございます。一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。

まだまだ暑いとはいえ、8月も後半に差し掛かりました。そろそろ夏の疲れが溜まっていることでしょう。
これまで夏の体調不良について色々とお伝えしたことの復習も兼ねて、今回はその溜まった夏の疲れについて知っていきましょう。

夏の疲れ一覧

1.水分不足や栄養不足

夏は誰しもがしっかりと水分補給を行うことでしょう。しかし汗による排出量が多く、気をつけていても水分不足に陥ることがあります。また夏の暑さや冷たいものの取り過ぎにより胃腸にも不調が現れます。
食欲が落ちるとさらに水分も取らなくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。夏の疲れを残さないためにも、せめて水分だけでもこまめに取りましょう。

 

2.紫外線のストレス

こちらも以前記事で紹介しました。紫外線は体と脳にストレスを与えます。さらに紫外線を浴び続けることで交感神経優位となり、不眠などにもつながります。涼しい時間帯の活動や曇りの時であっても紫外線を浴びています。
暑くないから、曇っているからと油断せずに、夏の間は常に紫外線に対して注意を払いましょう。

 

3.睡眠不足

まだまだ寝苦しい気温が続きます。寝苦しさによる睡眠不足によって睡眠の質が下がります。そうなると自律神経は当然乱れ、しっかりと体と脳に休息を与えられないことから日中の活動に支障をきたします。
逆に寝苦しいからと言って部屋を冷やしすぎてもダメです。冷えすぎることでも交感神経が優位になり、これもまた睡眠の質が下がってしまいます。
暑すぎず、寒すぎない、適度な温度で睡眠をとるようにしましょう。

 

4.脳のオーバーヒート

運動後に体が熱くなるのは筋肉によって熱を産生するからです。同様に脳も熱を産生します。
ご存知の通り脳は自律神経を通して全身のコンディションを整えてくれています。つまり四六時中働きっぱなしなのです。脳を冷やすことなく働かせ続けることで自律神経がうまく働かなくなり、不調につながります。

今の時代だとコロナ予防のためのマスクによって、マスク内でこもった空気を吸い込むため、さらに脳を温めてしまいがちになり、うまく脳が冷えないこともあります。
脳も体と同じで涼しい空気を取り込むことで冷やすことができますから、体が大丈夫であっても涼をとって脳を冷やすことも忘れずに!

夏の疲れチェック

最後まで元気に夏を過ごすために自分の状態を知りましょう。次のうち当てはまる項目はいくつあるかチェックしてみてください。

  • 冷たい飲み物や食べ物をよく食べている
  • 日中は冷房の中で過ごすことが多い
  • 朝起きると体がだるい
  • 朝ごはんを抜くことが多い
  • 同じものを食べることが多い
  • 運動する機会がほとんどない
  • 入浴はシャワーで済ます
  • イライラすることが多い
  • 常に眠い

いくつ当てはまりましたか?5つ以上当てはまる方は要注意です。せっかく楽しい夏も最後に体調を崩してしまっては元も子もありません。
今回までに夏の不調の原因や対策を十分にお伝えしています。気になる症状があれば過去記事を遡って読んでみてください。きっと役に立てると思います。

体調が良い方もイマイチな方も、今一度自分の生活を振り返って、そろそろ夏の疲れをとっていく段階に移していきましょう!