事務局通信

意外と知られていない紫外線による悪影響

いつもご愛読ありがとうございます。一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。

これまで熱中症に関して色々と伝えてきました。暑さに関しては皆さんも気を付けてくれているかと思います。
それに加えて紫外線にも気をつけていただきたいのです。
大人もそうですが、特に子どもが紫外線から受ける影響は大きく、この紫外線によって身体が大きく疲労すると考えられています。そんな紫外線による疲労についてみていきましょう。

紫外線で身体が疲れる!?

暑い時期だと海やプールに行って涼を取る方もいるでしょう。我が家ではその典型パターンで、週末は庭にプールを出して、子どもたちはひたすらそこで遊んでいます。
「大人は楽、子どもは楽しい」でwin-winなのですが、紫外線には要注意です。

人間が紫外線を浴びることで活性酸素が体内で増加します。この活性酸素は体内に入ってくる菌やウィルスを退治してくれる働きを持つのですが、増えすぎると体に悪影響を与えます。
活性酸素は全身の細胞から発生しており、神経細胞が活性酸素によって酸化され、そのストレスで細胞が破壊され疲労が起こるのです。

こう言った理由から、日中屋外で活動する場合、紫外線対策は必須です。日焼けを気にして対策する方はいますが、紫外線による疲労軽減のために紫外線対策をしている人は少ないでしょう。

どのような対策をするべきか?

高機能ウェアがオススメ

まずは当たり前ですが、帽子や日傘などで直射日光は避けましょう。紫外線をブロックする日焼け止めも良いでしょう。
最近だと某大手アパレルメーカーでもUVカットウェアなんかが多く販売されています。おしゃれなものも増えていますし、金額もそこまで高くないのでオススメです。通気性もよく、長袖でも逆に涼しく感じるぐらい優秀な商品もあるので色々と試してみてください。

目の保護を忘れずに

体に対しての紫外線対策は多くの方がしていると思います。目の保護はしていますか?
紫外線が目から入ると脳から活性酸素が大量に分泌されます。目のすぐ近くにあり、多くの神経が集まる脳にとって、目から入る紫外線は大敵です。
先に述べた通り、活性酸素は神経細胞を酸化させますから、体から入る紫外線よりも脳に近い目から入る紫外線が一番悪影響なのです。
なので目から入る紫外線を防ぐためにもサングラスの着用をお勧めします。

紫外線カットの表記をチェック

サングラスを選ぶ際には注意点があります。それは「UVカット」の機能があるかどうか。
単純に色の濃いサングラスの方が紫外線をカットしそうじゃないですか?実は色が濃くてもUVカット機能のついていないサングラスもあります。色が濃くてUVカット機能がついていない場合、逆に紫外線が集まってより悪影響を与えてしまうのです。逆にいえば、色が薄くてもUVカット機能さえ付いていれば大丈夫です。

最近のサングラスで逆にUVカット機能がないものを探すのも難しいかもしれませんが笑

アスリートのサングラスは眩しさ対策ではない?

種目によりますが、アスリートはサングラスをよく着用しています。
特にマラソンランナーはサングラスをかけて走っていますよね。あれって実は眩しさ対策ではなく、疲労対策なのです。よく気にしてマラソン中継を見てみてください。日差しが強くない時でもサングラスをつけて走っています。これは曇りの日にも紫外線は発生しているからなのです。

眩しさ対策も多少はあるかもしれませんが、基本的には紫外線による疲労軽減のためであり、より良い記録を出すための努力の一つなのです。屋外スポーツをされている方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

紫外線対策、いかがでしたか?実際に紫外線対策はできていましたか?

紫外線対策まとめ

・UVカットウェアの着用
・なるべく地肌を出さないことが望ましい
・帽子は必須(ツバのあるもの)
・日焼け止めを塗る
・サングラスをかける(UVカット機能付)

要するに、日焼け止めを全身に塗りたくり、長袖・長ズボンでサングラスをかけて、唾の拾い帽子を被れば完璧です笑
全ての対策を行うことは難しいかもしれませんが、この中の3つぐらいは対策をしましょう。

ちなみに目から入る紫外線でも日焼けやシミの原因になるそうです。美容に力を入れている方、いますぐサングラスを買いに行きましょう!