事務局通信

冬から春が一番不調の多い時期!?

いつもご愛読ありがとうございます。
一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。

まだ2月の初めですが、地域によっては春ぐらいの気温になったり、急に雪が降ったりと、まだまだ不安定な気候が続きます。
こんな時期は自律神経が乱れやすいので、本当に気をつけてくださいね。

早く春が来てほしいと待ち遠しい方も少なくないでしょう。しかしお気をつけください。ある企業の調査では、冬から春にかけて約80%の方が何らかの体調不良を訴えるそうです。
個人的には冬から春が一番好きな時期なのですが・・・今回はこれを少し深掘りして調べてみました。

肩こり・腰痛が悪化!?

冬の体は寒さから身を守るために、筋肉が収縮し関節も硬くなりがちです。春に近付くにつれて気温が上がってくると筋肉の緊張は緩み、体の中で春を迎える準備が始まります。

しかしながら、冬に溜まった老廃物が春の暖かさを迎えてもうまく流れず結果的に肩こりや腰痛のような慢性症状が悪化してしまうことがあるそうです。

しかも春先は気温や気圧の変動が激しく、自律神経が乱れがちになります。自律神経が乱れてしまうと小さな外部環境の変化にも体は影響され、さらに悪化してしまうこともあるのです。

うつ症状が急増

春になるとうつ症状が出やすくなります。
これは進学・就職・転勤など、新たな環境に触れる方が多く、新しい人間関係も生まれてきます。
この大きく変わっていく環境に心と体が慣れず、知らず知らずのうちに心が疲れていくというのが大きな原因です。

また、春先は暖かい日や寒い日が不規則に訪れます。まだまだ気温が安定しない時期ですから、こういった気温の変化は自律神経に大きなダメージを与えます。自律神経が乱れてくると心も体もうまく休息が取れず、常に緊張状態になってしまいます。
緊張状態が続くと体調不良や意欲の減退、イライラを引き起こし、結果的にうつ症状に発展・悪化してしまうのです。

実は多い春の冷え性

春に向かうにつれて、気温はポカポカと暖かくなり、日照時間が長くなってきて、少しずつ薄着になっていくのですが、そんな気温の中でもつま先や手足などの末端が冷えるという方が少なくありません。

春の冷えは末端に寒さを感じても、コートやブーツを着づらくなり、うまく冷えが解消できず冷え対策が難しい季節になります。これは冬の間に運動不足となった方が多くみられる症状です。

冬は寒さによってどうしても活動量が減ります。そうなると筋肉量は落ち、体内の熱産生が少なくなってしまい、冷え性につながるのです。
今の時期だとまだ寒い日が続きますが、隙間で暖かい日もあります。そんな隙間の暖かい日にはなるべく外出して、体を少しでも動かすようにしましょう!
それが結果的に快適な春の生活につながるのです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は3つだけのご紹介でしたが、前回お伝えした花粉症を含め、冬から春にかけての不調は様々です。

快適に春を迎えたい人は、今から春を迎える準備をして、楽しい春を過ごしましょう!