事務局通信

秋の台風と体調不良の関係性を知る

いつもご愛読ありがとうございます。一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。
ここ最近は台風が多く発生しています。発生数は8月の方が多いのですが、上陸数でいうと若干9月の方が多いそうです。
ゆえに9月の方が台風シーズンと呼ばれています。

さて、そんな台風によって体調を崩す人も少なくないと思います。そこで今回は台風と体調不良の関係についてお伝えして行きます。

台風による不調は「気象病」の一つ

台風が来ると体調が悪くなったように感じることはありませんか?これは気のせいではなく、しっかりと原因があります。
台風が来ることで気圧が下がります。この低気圧によって体調を崩してしまうのです。
この症状は別名「気象病」と言い、以前お伝えした「秋バテ」も気象病の一つになります。

低気圧によって現れる体調不良

低気圧による体調不良は頭痛やめまい、吐き気、むくみ、倦怠感といった症状が多いようです。またその他にも気分が落ち込んだり、うつのような症状が現れ、精神的な不調も見られます。
その中でも一番多く聞くのは頭痛でしょう。

体調不良の原因

この原因、実ははっきりと解明されていません。ただ原因の多くは低気圧によるものだろうと考えられています。
気圧が1hPa(ヘクトパスカル)低くなると海面が1cmも下がるそうです。人体は60%が水分ですから、この気圧の低下によって不調が起こるのも不思議ではありません。
低気圧とは普段よりも体に気圧がかかっていない状態です。そうなると血管が膨張して血中の酸素運搬がうまくできなかったり、この膨らんだ血管が神経に刺激を与えて痛みを伴ったりします。それらの影響で体調不良が起こると考えられています。

また血管が膨張すると副交感神経が優位になり、その結果ストレスを感じやすくなり、うつ症状が現れたりするようです。

低気圧は台風だけではなく、梅雨や秋雨など、季節の変わり目に起こりやすく、季節の変わり目は自律神経が乱れやすいという理由の一つになっています。日本は四季を楽しめる代わりにこういった不調が伴う確率も上がってしまうのです。

低気圧不調の対策

1.自分を知るためのセルフチェック

まずは自分自身がどれだけ気圧の変化で体調が変わるか知ることから始めましょう。

低気圧不調のセルフチェック

・雨が降る前に頭痛が起きる
・雨が降る前にめまいや倦怠感を感じる
・雨の日は気持ちが塞ぎがちになる
・雨の日は頭痛・めまい・ふらつきなどが起こる
・季節の変わり目に体調を崩しがち
・天気予報が雨だと不安になる

ご自身のチェックはどうでしたか?どれか一つでも当てはまったら、低気圧による影響を受けている可能性があります。

2.低気圧に負けない体づくり

低気圧による不良になりやすい人は、そもそもの体づくりをしっかりと行いましょう。気象ストレスに負けないよう、日頃から自律神経を整えることが大事です。
自律神経の整え方に関しましては、これまで様々な方法をお伝えしていますから、それらを参考にしてみてください。
低気圧をなくすことはできませんから、それに負けない体を作りましょう。

3.低気圧に備える

昨今の天気予報はとても優秀です。台風が発生したらすぐに察知して進路も予想してくれますし、先一週間の天気なら容易に予想できます。
もし一週間後に台風や低気圧が来るのであれば、それに備えて体を休めたり、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事を取るように心がけましょう。
日頃からの心がけが一番ですが、それが難しい場合は悪天候前に備えるだけでも不調具合は変わってきます。

まとめ

いかがでしたか?今週末も西日本を中心に台風の上陸が予想されています。もう遅いかもしれませんが、何もしないよりはマシです。台風でいつも体調を崩す方は騙されたと思って、体を整えることをしてみましょう。今までが10だとして6〜7ぐらいにはマシになるかもしれません。

台風が直撃しそうな地域の方は物理的な被害にも備えることを第一にしてくださいね。大きな被害がなく、無事に通り過ぎる、または進路が逸れることを祈ります。

 

当会の公式LINEへぜひご登録ください!

現在ご覧いただいているブログや動画の更新情報や健康情報、当会サービスのご案内など、様々な情報発信をしている当会の公式LINEアカウントがあります!

今ならLINEに登録いただき、簡単なアンケートに回答するだけで「整体でストレスを調整する3STEP」と題して、無料で誰でもできるストレス調整の方法もプレゼント中!

まだ登録をしていないという方は、ぜひこの機会にご登録ください!

友だち追加