事務局通信

年末年始の疲れは七草粥でとるべし

明けましておめでとうございます。
一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、仕事始めをされた方がほとんどかと思います。体調は大丈夫でしょうか?
年末年始の暴飲暴食がたたって、体調を崩していませんか?

今回はそんな年末年始の疲れた胃腸を整える、七草粥についてお伝えします。

七草粥とは

毎年1月7日、一年の最初の節句である「人日の節句」が七草粥を食べる日と言われています。
七草粥を食べるのは、七草の若葉を食べて植物が持つ生命力を取り入れることで無病息災を願うためです。

また健康長寿の願いも込められています。昔は今ほど寿命が長くありませんでした。長生きするために何を食べれば良いのか?どういった生活をすれば良いのか?と言ったことはわかっていない時代だったため、その中でも健康でありたい、長生きをしたいという気持ちを込めて七草粥を食べたのです。

七草粥が体に与える影響

上記のような言われと共に、実際に胃腸を整える効果もあります。

年末年始はどうしても暴飲暴食になりがちです。それによって疲れた胃腸を労り、回復させる効果があります。また、冬場に不足しがちな栄養を青菜によって補給できるのです。

せり
胃腸を丈夫にし、解熱効果、利尿作用、整腸作用、食欲増進など

なずな
解毒作用、利尿作用、止血作用など

ごぎょう
咳や痰、喉の痛みの緩和など

はこべら
腹痛軽減、胃炎、歯槽膿漏に効果

ほとけのざ
胃の健康を促し、歯痛、食欲増進など

すずな
胃腸の消化促進、しもやけ軽減

すずしろ
風邪予防、美容効果など

昔からのいわれだけではなく、実際に良い効果があるので、昔の人の願いも実際に叶えられていたことでしょう。
皆さんも七草粥を食べて、正月疲れをしっかりと取っていきましょう!