いつもご愛読ありがとうございます。一社)日本自律神経整体協会事務局の山下です。
先日春一番が吹き、春の訪れを感じました。
しかし三寒四温と呼ばれる春先ならではの寒暖差がまだまだ激しく、体調を崩しやすい季節であります。本格的に暖かくなってくるのはまだ少し先でしょうか・・・
さて今回は、これまでお伝えしてきた春先の不調についてまとめてお伝えしていきたいと思います。
自律神経が乱れやすい
冒頭で述べました「三寒四温」とは、暖かい日が続いたかと思いきや、寒さが帰ってきたりすることを繰り返す様を言います。
気温の変化もありますし、気圧の変化もあります。
自律神経は外界に対応できるように体を変化させます。しかし頻繁に暖かかったり寒かったりを繰り返すと変化についていけず、自律神経が疲れたり乱れたりします。
そうなると当然さまざまな体調不良が現れてくるのです。
日照時間が延びることの弊害
春に近づくにつれて日照時間が延びてきます。まさに今の時期は少しずつ「日が長くなったなあ」と実感できる季節です。
明るい時間が延びてくると日中の活動時間が増え、睡眠時間が短くなってきます。
そうなると時差ボケの様な感覚になり、倦怠感や眠気、憂鬱な気分になったりする恐れがあります。
ただ、良い反面もあります。
日光を浴びることでセロトニンというホルモンの分泌が促進されますので、冬季うつに悩まされていた方はそれが改善に向かう時期でもあります。
環境の変化によるストレス
これは何度もしつこく言います。というのもこの時期に一番多い症状だからです。
春は出会いと別れの季節。入学、卒業、進学、就職、転勤など。身の回りの環境が大きく変化することで、ストレスが溜まって体に不調をきたします。
大きく環境が変化する季節特有で、対象者も限定的ではありますが、該当する方は特に注意してください。
ストレス=悪いことというイメージだと思いますが、良いことも悪いことも「これまでと違うこと」がストレスなのです。
まとめ
いかがでしたか?春に限らず、季節の変わり目は身の回りや世の中の環境が大きく変化するため、どうしても体調不良に見舞われがちです。
いつもより余計に心や体が疲弊しますので、少しでも良いから余分に休息を取ることを意識して過ごしてみてください。