事務局通信

暖房との上手な付き合い方

いつもご愛読ありがとうございます。一社)日本自律神経整体協会 事務局の山下です。

冬真っ只中ですが、時折暖かい日もありなかなかに服装が難しい時期でもあります。それでも寒い日が続きますから、誰しもが暖房を使っていると思います。

しかし暖房もつけっぱなしだとさまざまな障害があるのも事実です。ですので今回は正しい暖房との付き合い方をお伝えします。

一番の天敵、乾燥

寝る時に多くの方が暖房を使っているかと思います。つけっぱなしで寝る場合や、少しでも乾燥を防ごうとタイマーを入れて寝る場合でも、起床後に喉の痛みや違和感を感じたりしませんか?

私の場合、扁桃腺が弱く、少しでも喉に違和感を感じるとあらゆる手段で回復を試みます。私の場合は特殊ですが、多くの方は乾燥を感じることでしょう。まずはその乾燥対策をお伝えします。

1.マスクをする

一番のおすすめがマスクの着用です。空気が乾燥していても、マスク内は呼気による湿気で潤いますから、粘膜が守られます。
しかし現実的には外でも四六時中しているのに家の中でまで・・・という方もいるでしょう。

最近だと、こういった乾燥を防ぐための就寝時用マスクなんかも売っていますから、一度試してみてはいかがでしょうか?

2.水分を用意する

手っ取り早いのは加湿器です。私自身も加湿器をモクモクとたいており、加湿器の水がなくなった時にはあからさまに喉の乾燥を感じます。簡易的な加湿器でも全然違いますから、使ってみてはどうでしょうか?

加湿器の用意が難しければ、コップやバケツに水を汲んで置いておいたり、濡れたタオルを干して寝るのも一つの手です。
朝起きて水の減りを見たり、カラカラになったタオルを見るといかに水分が奪われているかがよくわかります。

3.観葉植物を置く

サボテンなどの多肉植物は水分を放出し、緩やかに加湿をしてくれます。緑が部屋にあると心も落ち着きますので一石二鳥です。

しかし植物は一気に加湿できるものでは無いので、あくまで補助的なものと考えてください。

4.エアコン以外の暖房を使う

一般的なエアコンは温度を上げるだけで、加湿はされません。それに対して石油ストーブやファンヒーターなどは燃料の燃焼と同時に水蒸気も放出するので空気が乾燥しません

しかし器具によっては火傷や火事、二酸化炭素中毒などにも気をつけないといけません。安全面で言えばエアコンが一番安全と言えるでしょう。

 

以上が乾燥についてのポイントでした。いかがでしたか?

乾燥するとウィルスの寿命が伸びたり、繁殖も増えますから、寝る時だけではなく、日中も気をつけたいところです。

空気の入れ替えのコツ

乾燥とともに考えておきたいのが空気の入れ替えです。先ほども言いましたが、乾燥が続くとウィルスが繁殖したりして、部屋の空気が決して良いものとは言えません。しかし寒いから空気の入れ替えもしたく無い・・・それはよく分かります。
ですので室内を暖めつつ、効率的に換気する方法をお伝えします。

室内を暖めつつ、効率的に換気する方法

それはズバリ、「暖房をつけたままで換気をする」です。

「換気してる時に暖房をつけていると電気代が勿体無い」と思っていませんか?実はこれ大きな間違いです。

エアコンの場合だと立ち上がりの時が最も負荷がかかるのです。また、換気によって下がった室温を暖かくするためにも大きな電力を消費してしまいます。なので実はつけっぱなしで換気するのが正解です。

換気の目安

理想を言えば1時間に5〜10分の換気を行いましょう。注意することは、エアコンから離れた窓を開けること

エアコン近くの窓を開けると、エアコンが外の冷たい空気を吸い込んで、部屋が寒いと勘違いして暖めるパワーをあげて運転してしまいます。なのでエアコンから離れた窓をあけましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は乾燥と換気についてのお話でした。他にも注意するべき点など、機会があればお伝えします。
うまく暖房と付き合って、快適で健康な冬を過ごしましょう。