一般社団法人・日本自律神経整体協会の代表理事を務めます塩見創(しおみそう)と申します。
普段は東京で鍼灸マッサージの治療院を運営しています。
私にはひとり息子がおりますが、生れた際に受けた新生児検査で先天性の甲状腺機能低下症であることが分かりました。
主治医からは「日本でなければ問題にされないレベル」と言って頂けるくらいの軽度であったこともあり、お陰様で現在に至るまで元気に過ごしております。
治療家としては、これが大きなきっかけとなりました。
それまでの鍼灸マッサージだけでは改善させられない疾病があることを身を以って痛感したことで、その後いろいろなエネルギー療法を学ぶことになります。
「一般社団法人・日本自律神経整体協会」で学び始めたのは2016年になります。それ以来ずっと、治療家としての私の基盤であり続けています。
当協会は「癒し手・ヒーラー」を育て、増やしていく活動をしています。
ヒーラーとは「身体の負荷や心のキズを癒すことができる人」ですね。
健康でいるために大切な事として「適量の食事」「十分な睡眠」「適度な運動」「ストレスを溜め込まないこと」などが代表として挙げられます。
しかし、忙しい現代人にとって、これらの「健康であるための大切な取り組み」と言うのは「分かってはいるがなかなかちゃんとは出来ないこと」になっています。
そうすると当然ですが、少しずつ少しずつ、疲労が溜まり、ストレスでイライラし、体力や免疫力が低下し、そして体調不良や病にかかりやすくなってしまいます。
病院やクリニックに行く事も時に必要ですが、体調不良や病に至る前に、自分自身や身の回りの大切な人を癒してあげることが出来たらどんなに素晴らしいだろうか。
「ホームケアセラピー」はそんな想いから生まれたヒーリングテクニックです。
私はかつて、自分の子どもをケアするのに医療機関にお世話になりました。その判断自体は正しかったと思います。
一方で「もっと自分がしてあげられることはなかったか?」と言う想いは残りました。
「医療行為」でなくても、人の心や身体を癒す取り組みはたくさんあります。「手当て」「手かざし」などはその代表でしょう。
誰もが学べて、誰もが取り組めるヒーリングテクニックがあれば、もっともっと「健康の輪」が広がると思います。
たくさんのヒーラーさんが育ち、多くの人たちをヒーリング・ケアできる社会。
当協会が目指すのは、そんな世の中です。