【癒しの効果をもたらすC触覚線維】

ツルツルやザラザラなどの
表面の物理的な触覚情報は
Aベータ線維という
太い神経線維を伝って
脳へと届きます。

触れるスピードが速いほど
神経は興奮し、

そのスピードが速い事を
脳に知らせています。

それに対してC触覚線維は
1秒に5㎝前後の速度で触れた時に
最も興奮し、

それ以上でもそれ以下でも
興奮しなくなる。

そして、細い神経線維を伝って
脳へとゆっくりした速度で届き、

呼吸や血圧など生きるのに
必要な部分を司る脳幹や、

感情に関わる扁桃体、
自律神経やホルモン調節を司る
視床下部、情動や空間認識を感じ、

自己とも深く関わっている島皮質、
意思決定や感覚の統合をする
役割をしている
眼窩前頭皮質など広い範囲に届きます。

こうした脳部位を刺激することで、
体全体の体温や免疫力など
全てを一定に保つホメオスタシスや

ストレスを受けた時に生じる変化を
元に戻すアロスタシスを
一定に保つ働きをしています。

このC触覚線維こそが
心身の癒しの効果をもたらす
最大のメカニズムになります。