prologue

彼女は耳鳴りに悩まされていた。
彼女の母は祖父の代から3代続くガソリンスタンドを営んでいたが、3年前に閉店をした。するとそれまで病気一つした事のなかった母が体調を崩してしまった。母は病院が嫌いで薬を飲むことも拒み、部屋で体を休めることしかできなかった。
「そんな母に何もしてあげられない」
彼女は自責の念にかられ、心の休まらない日々を過ごしていた。そんなある日、突然彼女に耳鳴りの症状が現れた。
彼女の名前は金津香。
もしかしたらこの耳鳴りがなければ今の彼女はいないかもしれない。
不調の母に何かをしてあげたい。愛に溢れた彼女ゆえに現れた不調。その不調を克服し、今では人を癒す存在になった彼女。今回はそんな彼女のスト―リーをお届けします。
原因不明の耳鳴りと自律神経整体

耳鳴りの存在が現れた彼女は早々に耳鼻科へ。しかし検査結果は「異状なし」と言われ、治療も薬もなし。
さらに友人から「耳鳴りは治らない」と言われひどく落ち込んだ。
暗い日々を過ごす中、彼女に転機が訪れる。彼女の父がお世話になったことのある整骨院の先生と出会った。そこで自分自身が耳鳴りで悩んでいることを相談した。
医者には異常なしと耳鳴りに、その先生はこう答えた。
「耳鳴りはストレス、自律神経の乱れが原因だ」
彼女は藁にもすがる思いでその先生の施術を受けることにした。その施術は頭や体に手を触れる程度のとてもソフトなものだった。当時の彼女からすると何をされているのか分からなかったが、その整体に通っていると次第に体調は良くなっていった。
その施術こそが自律神経整体とキヅキヒーリングだった。
初めて学ぶ癒しの技術

ある時、その先生が「ホームケアセラピー講座」を開催するという知らせが彼女の耳に入った。
「家庭で家族にしてあげられる施術」という内容に「母にしてあげられるのでは?」と思い参加することになった。
参加した後、自分でも簡単に相手を癒すことができる。それを知った彼女は整体技術に興味を持ち始めた。
『ホームケアセラピーも凄いがもっと深く学びたい』
そう思い先生に相談したところで出会ったのがキヅキネットワークだった。
キヅキネットワークの内容や理念、思いを知った彼女は「母だけではなく、身近な人に手当てをしてあげることができる!」と感じ、即入会に至った。
スタートされた勉強の日々

入会後、施術のための専門知識や技術の勉強が始まった。まずはEラーニング。パソコンのオンラインで視聴できる講座だ。
テキストはプリントアウトし、その内容は素人でも分かりやすく説明されていた。勉強のできる時間は限られている中でEラーニングなので、自分の自由な時間に視聴できることが助かった。
というのも、彼女は医療従事者ではない。整体の知識はもちろん、骨格や筋肉、内臓などの体の仕組みは全く無縁の世界のもの。高校受験以来の猛勉強だった。分からないことがあるたびにキヅキネットワークの講師に質問を投げた。講師たちもそんな彼女を応援したくなり、一つ一つ親切に対応した。
初級・中級・上級と対面実技セミナーにも参加し、プロの整体師に混じってともに勉強を繰り返した。実際に施術を行ってみると、まだまだ理解できていない部分が見つかり認識を新たにすることもできた。
講師の先生たちにアドバイスをもらい、その優しさに励まされ、実践的なスキルを学ぶことができた。
そんな先生方と研鑽を積むうちに何か不思議なエネルギーも貰ったようで、心も体も元気になっていくような感覚を覚えたそうだ。
自分の変化に気付きだす

こうして勉強していくうちに自分自身の肩や腰の痛みの原因も分かるようになってきた。気が付けば今まで不調だった彼女の身体も改善されていた。肩こり・腰痛・胃炎など、彼女を長年にわたり苦しめていた症状がなぜかほとんど消えていた。
キヅキネットワークの講師たちから「病は自分自身が作るもので、自分がそれに気づいたら自然に調整されて良くなっていく」と言われたことを思い出し、その言葉が分かったような気がした。
自分自身が元気になったことで、彼女の勉強はさらに進んでいくことになった。キヅキネットワークのセミナーを受けるうちに女性会員との新たな出会いもあり、悩んでいる彼女を何度も救った。
訪れた最終試験

多くの仲間に助けられ、入会して約9カ月がたったころに最終の師範試験を迎えた。これをクリアすれば彼女も立派なセラピストと認定される。
その時の試験内容は口頭試問と実技試験だった。緊張しながらも試験官であるキヅキネットワーク代表・岩城の前で今まで学んできたことを披露する。
『素晴らしい!お見事!治療経験のない一般の方がここまでよく頑張ってきたね!』
試験終了後の岩城の言葉だった。
この言葉が彼女の自慢であり、自身となり、一生の宝となった。
自律神経の乱れから元気な体と笑顔を無くした彼女がやっと心からの笑顔になれた瞬間だった。
師範となった彼女の今

彼女の献身的なケアもあり、母の体調も安定し、自身の耳鳴りもならない日が多くなってきた。そんな彼女も今や一人前のセラピストとして活躍している。
三重県で『自律神経整体サロン 和香~やわらか~』の代表として、多くのクライアントに愛され、なくてはならない存在になった。また彼女と同じような思いを持つ方を助けたいとホームケアセラピー講座を開催することで、笑顔の輪を広げ続けている。
自分自身のやりたいことを、やるもやらないも本人の自由。やるにしてもどこまでやるかも本人次第。
「母を少しでも癒してあげたい」という気持ちから、技術を学び始めた金津先生。全く縁のない整体の世界に飛び込み、今では人を癒すだけではなく、癒す方法の伝授までしている。ここまで来るのにはきっと想像もつかないぐらいの努力と研鑽を続けてきたことでしょう。
そんな素敵な彼女はキヅキネットワークの自慢であり、誇りです。彼女のような人間を増やしたくて、彼女のような素敵な笑顔を見たくて私たちキヅキネットワークは活動を続けています。
「愛」に込められた意味

彼女が初めて岩城に会った際、岩城にサインを求めた。そこに添えられた言葉は「愛」
この「愛」には「体の不調は、家族の手当てという愛をもって治していく」という意味が込められている。
これこそ彼女がやりたいこととして求めていたもので、この「愛」こそが長年ガソリンスタンドで頑張ってきた母への恩返しになると思ったそうです。
さらにホームケアセラピーやキヅキヒーリング等の技術をもっとたくさんの人に伝えていけたら、より多くの人が健康で幸せになってもらえると思うようになり、今この瞬間も彼女の手は誰かを癒し続けています。
そんな素敵な金津先生が提供する「愛」の施術を受けてみたい方はこちら
自律神経整体サロン~和香~
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口にはできない「愛」を掌から伝える方法

キヅキネットワークでは12月26日(日)23時59分まで、新規入会キャンペーンを実施中。
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